骨董市、会場内の木綿布を扱うブ-スの隅でこの布を見つけた時、私はメンズのロングコ-トに決まり
!と心が躍りました。
フェルメ-ルの絵画の中に「天文学者」と「地理学者」という作品があります。
当時(17世紀・1660年頃)オランダは日本が鎖国の中でも交易があり、日本文化 陶磁器や着物等の意匠もいち早く取り入れていたようです。
私が持っている当時のジャポニズムの影響を受けたカタログの中に富裕層の男性が身に付けたロングガウン・コ-ト(羽織物 たぶん部屋着?)の画像がありました。フェルメ-ルの作品の中の学者もこのようなコ-トを着て描かれています。
私は長年これを連想するようなコ-トを作りたいと思い続けておりました。
フオトグラファ-の方もフェルメ-ルが、お好きだったようです。素敵な写真となりました!
着物や布は手元に沢山ありますが、これは・・・・と思う布達に出会える楽しみは尽きる事はありません。